はじめに

IoTを夜空に浮かぶ星座に喩えてみましょう。テクノロジーという宇宙には無数の要素があります。ボードコンピュータや、センサー、クラウドなどをインターネットという線で結んだものがIoTです。星座には決まった形があるように、まずはその成り立ちを知ることから始めましょう。

でもIoTは難しいのでは? と心配されるかもしれません。たしかに。IoTはモノとインターネットの双方をまたぐ技術領域ですから、どこから学べばよいか分からないかもしれません。たった一つの技術要素であったとしても、それに対する新しい手法やツールが生まれ続けています。そのため複雑さは日々増しており、それを学ぶのが大変なのは当然です。

IoTって難しそう……
IoTって難しそう……

しかしIoTにおいて先の技術要素は一連の流れのなかに位置づけられるため、初学者にとって何をすればよいのか見通しがよくなります。モノを使うので実際の技術の活用シーンを想像しながら、“体験”を通して学ぶことができます。なによりモノが動くのは楽しい。

「体験しながら学ぶこと」これは単に効率が良いだけではなく、エンジニアリグそのものを楽しむことだと私たちは考えます。

とはいえ、やはりハードルは高い。シングルボードコンピュータやセンサを買いに行き、テキストを読み、コードを書いてはじめて体験できるからです。

私たちはそれをより簡単に体験してもらえるように、「モノ」「テキスト」「サポート」を一つのキットにしました。IoTを体験するために必要なものをすべて詰め込んだので、届いたその日から始めることができます。 

しかし学習を進めるうちになにが悪いのか全くわからない「壁」のようなものにぶつかることが多いのも事実です。なにを調べればよいのかわかない。調べてみたけれど解決しない。そんな壁です。

でも大丈夫。あなたの学習を助けるための問題を他の人たちと共有できるフォーラムもありますし、どうしてもわかなければ直接エンジニアに質問できる窓口も用意しました。たとえ挫けそうになったとしても、必ず私たちがサポートします。

やってみなきゃわからない。

だけどIoTはきっとあなたの問題と好奇心を満たしてくれる。その第一歩を私たちと踏み出してみましょう。

isaaxチーム一同

特徴

段階的に学べる

最初はRaspberry Pi(本キットで使用するボードコンピュータ)の基礎的な扱いやCLI(コマンドラインインターフェイス)、エディタといった開発ツールの基本からスタートします。月ごとに新しいデバイスやセンサーが届き、それぞれのデバイスについて理解を深めながら徐々に取り扱うデバイスの数を増やしていき、より高度で複雑な内容にたどり着けるよう設計しました。

丁寧なコード解説

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オンラインテキストでは、豊富なサンプルコードを順を追って丁寧に解説しています。すべてのサンプルコードはGitHub上にオープンソースとして公開されており、自由にカスタマイズして使用することができます。コードの内容や考え方を理解しながら進めることができるので、自分のペースで学習でき、創意工夫次第で応用を利かせることもできます。

様々な技術に触れられる

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開発するためのツールや、センサーなどのデバイス、アルゴリズム、通信方式、クラウドサービスなどについて幅広く使いながら学ぶことができるため、ただ本を読むように理解するだけでなく「動く」という体験とともに知識を身につけられます。また、これらの技術は世の中で広く利用されているものをベースに構成されているため実践的です。